心の病気とは

私たちは、日々ストレスにされされる生活をしています。一晩寝たり、食事を摂ったり、余暇や人と触れ合うことで解消していますが、それでも良くならず。心のバランスが崩れている状態が長く続いたりすると、脳の機能に異常がきたしてきます。
誰にでも多少の気分の落ち込みや気分の波を経験していると思いますが、それが長期にわたり継続していることや、波のように襲ってくるようなことがあれば、危険信号なのかもしれません。
知らず知らずのうちにストレスを抱え込んでいるのかもしれません。
少し、心の病気のことを知ってみましょう!
良く見られる症状としては、抑うつや不安、恐怖などを感じる方が多いです。
特定の原因を感じていない人も多くいます。
心の病気は突然には起こらない
心の病気は突然には起こりません。
ストレスが溜まっていても”自分は大丈夫!”と思ってしまったり、ストレスに気が付かず、”仕事は大変なものだ”、”仕方ないことなんだ”など思ってしまっていると、どんどんとストレスが溜まり、ストレスに対しての感覚も鈍麻してきます。
「なんとかやれているし、あと少しだから大丈夫。」
「自分さえ耐えればいいんだ。」などの考えもとても危険です。
ストレスを溜める思考がそこに存在します。
そうは言っても、ある程度の気晴らしや、一時的な落ち込みなどで回復するようなら、大丈夫です。
しかし、継続的な不安や悩みはストレスは解消されず蓄積されます。
そして、解消されないまま溜めこみ思考になると、日常生活に支障が出てきます。
これらの症状は、日常生活に色々な場面で出現し、生活を脅かします。
段々、これらの症状や不安な気持ちに苛まれ、どうしたら不安が無くなるのだろう、どうしたら症状が良くなるんだろうと考えてばかりいることになります。そうなると危険信号です。
不安や悩みなどが溜まっている人は、思考の偏りも発生します。思考のしがみつきといってもいいのかもしれません。身体的表出も更に強くなります。
- 「もっとしっかりしないと!」「頑張りが足りない!」と感じてしまう
- 手抜きが出来ず、いつも不安で更に頑張ってしまう
- 何事もに自信が無くなり、自分はダメだと思ってしまう
- 人の会話に過敏になり、評価や認めてもらうことを重要視する
- 人と目が合わせられなくなり、人の言葉や反応が怖い
- 新しいことがなかなか覚えられず、ダメ人間だと烙印を自ら押してしまう。
- 知らない事やミスに、びっくりするほどの緊張やうろたえてしまう
- 理由もなく気分が落ち込む、悲しくなり泣いてしまう
- 何もなくても緊張してしまい動機や汗がひどい、手足が震える
「自分は大丈夫!」と思うのはとても危険です。
現状を変化させる決断をしましょう!振り返りと積み重ねでしか、思考の偏りやストレスからの呪縛からは逃れられません。
心の病気になるきっかけ
心の病気は色々な種類もあり、きっかけは一言では表せません。
大きく分けて二つに分けられます。
- 先天性(生まれ持ったもの)
- 後天性(環境やストレス、薬物によるもの)
先天性には知的能力など神経発達に生まれた時に障害が認められたものと、後天性には、環境やストレス、薬物などを受けた場合に病気になります
誰しもがストレスは感じて生きてきます。
しかし、ひとりひとり個性がある様に、持っているものはひとりひとり違います。
勉強は好きだけどスポーツは苦手、絵を書くのは好きだけど、おしゃべりは苦手など興味関心だけでは無く、得意な事、苦手な事があります。それは単に得意不得意ではなく、自分が持って生まれた要素でも有ります。

勉強は好きだけどスポーツは苦手、絵を書くのは好きだけど、おしゃべりは苦手など興味関心だけでは無く、得意な事、苦手な事があります。それは単に得意不得意ではなく、自分が持って生まれた要素でも有ります。
それは単に得意不得意ではなく、自分が持って生まれた要素でも有ります。
だからこそ個性があり、不得意得意はあって当たり前です。
ストレスに対しても同じように、弱いところと強いところがあります。
強く耐えられる要素と苦手な要素、回避するのが上手な要素とできないと要素、ストレスを感じない要素など、ひとには色々な場面でストレスと向き合い日々調整していると考えます。
しかし、自分の要素についてやストレスの対応について得意不得意は意識しないで成長してきます。
誰もが生きることは大変なことと認識してもそういうものだと思い込み、誰もが同じ様に感じ考えていると錯覚している面があります。
個人が違うのですから感じ方は人それぞれ違いますし、強さも弱さも違いますから、ストレスに対しての対応も違います。
なので、病気になるきっかけは、自分の弱い部分にストレスが強く影響してしまったということだと思います。
- ストレスをみんな同じように感じていると思っているから
- 自分自身の弱さ強さを意識して生活していないから
- 自分の弱い部分や脆い部分に強いストレスに与えたため
ライフイベントからストレスを考える
ストレスの感じ方はひとそれぞれと説明させ貰いましたが、誰もが強く感じる、ストレスがあります。それがライフイベントと言われるものです。
人生の大きな転機や環境が大きく変わることは、実はひとはストレスとして感じます。楽しいことでも辛いことでも変化としてストレスを感じているのです。
一般には、
- 入学、進学、就職
- 恋愛、結婚
- 引っ越し、転勤
- 思春期
- 昇進、転職
- 子供の誕生、独立
- 家族友人との死別
- 病気、事故
これらは誰しもが心にいろいろな感情を巻き起こします。上手に対処ができないとうつ病などの心の病気になることも多くあります。
あなたもやってみよう!ライスイベントストレスチェック!
一年間に経験したイベント(出来事)を合計して、どれくらいストレスが蓄積しているかを把握する方法です。大阪樟蔭女子大学の夏目誠さんたちのグループが、日本でおこなった調査を基に点数を定めました。
NHKスペシャルシリーズ キラーストレスより
サイトに行くと簡単にストレスチェックが出来ます。今、自分がどのくらいストレスに晒されているか、意識することはとても大事です
自分が思っている以上にストレス数値は高くなっていると思いますよ。
高い数値が出たら、今の生活を見直しましょう!
食事、睡眠、運動、生活リズムなど、基本的なことから見直すことはとても大事です。さらにモヤモヤやイライラ、不安がある場合は、改善が必要です
心を健康にする方法は、いろいろと紹介させ貰っていますので、是非とも活用してください。
心の病気(精神疾患)の種類と分類
折角なので、ここで、精神科の病名、疾患名の分類などを紹介します。
びっくりするほどたくさんあります。
精神科の病気の分類
精神科の病気の分類には2種類あります。
ひとつは、WHO(世界保健機関)分類のICD(国際疾病分類)
もうひとつはアメリカのDSM(アメリカ精神医学会診断基準)
日本では、アメリカの診断基準DSMを用いて診断をしているドクターは多いと思います。
心の病には色々と種類もあり、病名や分類が数年・数十年で変更されていますので、目安にしてもらえるといいと思います。
DSM-5の種類と分類
- 神経発達症群/神経発達障害群
- 知的能力障害群
- コミュニケーション症群/コミュニケーション障害群
- 自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害
- 注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害
- 限局性学習症/限局性学習障害
- 運動症群/運動障害群
- チック症群/チック障害群
- 統合失調症スペクトラム障害および他の精神病性障害群
- 妄想性障害
- 短期精神病性障害
- 統合失調症様障害
- 統合失調型
- 統合失調感情障害
- 物質・医薬品誘発性精神病性障害
- 双極性障害および関連障害群
- 双極Ⅰ型障害
- 双極Ⅱ型障害
- 気分循環性障害
- 抑うつ障害群
- 重篤気分調節症
- うつ病
- 持続性抑うつ障害(気分変調症)
- 月経前不快気分障害
- 物質・医薬品誘発性抑うつ障害
- 不安症群/不安障害群
- 分離不安症/分離不安障害
- 選択性緘黙
- 限局性恐怖症
- 社交不安症/社交不安障害(社交恐怖)
- パニック症/パニック障害
- 広場恐怖症
- 全般不安症/全般性不安障害
- 物質・医薬品誘発性不安症/物質・医薬品誘発性不安障害
- 強迫症および関連症群/強迫性障害および関連障害群
- 強迫症/強迫性障害
- 醜形恐怖症/身体醜形障害
- ためこみ症
- 抜毛症
- 皮膚むしり症
- 医薬品誘発性強迫性障害および関連障害
- 心的外傷およびストレス因関連障害群
- 反応性アタッチメント障害/反応性愛着障害
- 脱抑制型対人交流障害
- 心的外傷後ストレス障害(6 歳以下の子どもの心的外傷後ストレス障害を含む)
- 急性ストレス障害
- 適応障害
- 解離症群⊘解離性障害群
- 解離性同一症/解離性同一性障害
- 解離性健忘
- 離人感・現実感消失症/離人感・現実感消失障害
- 身体症状症および関連症群
- 身体症状症
- 病気不安症
- 変換症/転換性障害(機能性神経症状症)
- 作為症/虚偽性障害
- 食行動障害および摂食障害群
- 異食症
- 神経性やせ症/神経性無食欲症
- 神経性過食症/神経性大食症
- 過食性障害
- 排泄症群
- 遺尿症
- 遺糞症
- 睡眠/覚醒障害群
- 不眠障害
- 過眠障害
- ナルコレプシー
- 呼吸関連睡眠障害群
- 概日リズム睡眠‒覚醒障害群
- 睡眠時随伴症群
- レストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群)
- 性機能不全群
- 射精遅延
- 勃起障害
- 女性オルガズム障害
- 女性の性的関心・興奮障害
- 性器‒骨盤痛・挿入障害
- 男性の性欲低下障害
- 早漏
- 物質・医薬品誘発性性機能不全
- 性別違和
- 小児の性別違和
- 青年および成人の性別違和
- 秩序破壊的・衝動制御・素行症群
- 反抗挑発症/反抗挑戦性障害
- 間欠爆発症/間欠性爆発性障害
- 素行症/素行障害
- 放火症
- 窃盗症
- 物質関連障害および嗜癖性障害群
- 物質関連障害群
- アルコール関連障害群
- カフェイン関連障害群
- 大麻関連障害群
- 幻覚薬関連障害群
- 吸入剤関連障害群
- オピオイド関連障害群
- 鎮静薬,睡眠薬,または抗不安薬関連障害群
- 精神刺激薬関連障害群
- タバコ関連障害群
- 非物質関連障害群
- 神経認知障害群
- せん妄
- 認知症(DSM—5)および軽度認知障害(DSM—5)
- パーソナリティ障害群
- パラフィリア障害群
この基準をもとに診断名がつけられています。
書籍は大きい書店、医学書が扱っているお店でも、ネットでも購入できますので気になる方は購入したり立ち読みしたりすると、判断基準まで詳細に載っていますので、病名が詳しく分かると思います。

最後に
心の病気ということで、改めて精神科病名を羅列させてもらいました。本当に多岐にわたっています。
しかし、リハビリを行うものとしては、病名よりもその人の方が大事です。何を考え何をしたいのか。
診断名や受診は、治療の入り口にしかすぎません。
病名が付くようでしたら、服薬とそれ以上に、現在の生活を見直してください。
決して無理しろというわけでありません。自分の出来る事から始めることが一番です。
何をしてよいか分からない場合は、ご質問してください。何かの役に立てられたらと思い、このサイトがあります。
心の病気はひとりではどうしようもありませんし、根性でどうにかなるものではないです。

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