本日は2018年最後のデイケアの日でした。
今日のプログラムは、毎年恒例の「茶話会」と称しての忘年会をデイケアで行いました。
今年一年を振り返る
今年卒業したメンバーから差し入れされた珍しいお菓子たちを前にメンバーたちが集い、
今年一年の振り返りと来年にむけた抱負を1人づつ語ります。
「デイケアで計画した旅行が無事に行けてよかった。」
「今年初めに入院したけれど、来年は入院せずに過ごしたい!」
「頑張りすぎるのが、課題だったので、気張らず”頑張る”!?」
もちろん振り返りでは「ない」と一言話すメンバーもいます。
参加者がそれぞれの想いを思い浮かべながら語る様子は日頃の表情とは、また違った一面を覗かせていました。
「言わない」ようにしている言葉がある
私も、今年の振り返りに考えを巡らせていましたが、1つ意識して「言わない」ようにしていた言葉があります。
それはこの言葉です。
「来年もよろしくお願いします」
先日、あるお宅に訪問した時に
”来年も色々とあるかも知れないけれど、一緒に考えていきましょう!”
という意味で”来年も”と別れ間際に話しました。
思いもよらず大失言に
それまで、
「来年こそはダイエットを頑張る!」
と笑いながら話していた方が無表情になり、私に話しかけたのです。
「また来年も、と言うのは言わない方が良いと思います。また来年もお世話にならないといけないと思ってしまうのです。」
その人にとって訪問されている状況は、抜け出したいことだったと気がつきました。
抜け出したいことがあるから、わざわざ自宅に他人である私を招いて、抜け出したいと思った動機や過去を赤裸々に話しています。
出来るなら明日にでも抜け出したいと思っている人にとっての「また来年もよろしく」には来年も抜けだせないかもしれないけれど、一緒にやっていこうと捉えていると教えてくれたのです。
ことばの意味に気をつけて
普段、何気なく交わされている言葉1つとっても様々な意味があると知りました。正確には考えが及ばなかったと反省しています。日頃精神科に携わる者として、言葉の意味には気を付けていたつもりでしたが、年の瀬に繰り返されているであろう挨拶の定型文にも考えを巡らせていこうと思いました。
「では、よいお年を」
その方はこう言って欲しいと話していました。
その人にとっての「よりよい1年」をその人が判断して振り返って来年の抱負を述べてもらうことが大切だなと思います。
デイケアの抱負を聴きながら、様々なその人にとっての「よりよい年」が来たらいいなと思います。
それでは「よいお年を。」

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