精神障碍者の変化に弱いのはなぜか

2017年9月27日水曜日

ココロのしくみ 心構えと気持ち

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”精神障害者は変化に弱い”とは

こんにちわ。
今日は、プログラムについて、少しお話したいと思います。

一般的に、精神を患っている人は、変化に弱いといわています。

その”変化”とはなんでしょうか?

  • 環境
  • 生活リズム
  • それらすべての複合すること。

つまり、外的影響に対して、対処が不完全ということです。

 

健常者つまり一般の人でも対処が出来ているかと言えば、出来ていない事も多々あります。しかし、それまでの経験からある程度の回避方法や、解決策、またまたそれが出来なくても分類し、棚上げすることが可能となります。

そのため、不完全な対処でも、分類され、未対処のまま棚上げされ、括り付け放置が出来ます。

 

そして、この放置が精神を患う人は出来ません。

なぜなら、分類も棚上げも困難な人が多いからです。

 

心の中で物事を分類し対処する

さて、分類とは何なんでしょうか?

人は、生まれてから、人との関係を学び、自我と他者との照らし合わせで、人間社会で生活する術学びます。

母親から父親から兄弟からという家族コミュニティから始まり、小学校、中学校、塾などでの友人、教師などの人間関係より自己形成を行っていきます。

二者関係から複数関係、そして、幼少期の同一性から個々の優劣社会へ移行し、能力関係へと移行し、働く社会に出ると、能力関係より発展し共有共存、補填社会関係へと関係性が複雑に、目に見えない形で変更さて行きます。

 

人は成長と共に学習し、それらに対して、それぞれの分類や対応が複数存在し、それぞれ対応出来るようになっていきます。

 

分類や対応の構築が出来ないのはどういうことか

しかし、心の病を抱えている精神障碍者は、社会への適応に不可欠な自我構成や自我境界が脆弱になっている事が多く、この分類や対応の汎用性の構築が難しく、単純構造や平面構造となっていることが多く、人との関り方において、微妙な違いや人との距離や空気を感じることがとても難しいため、他者との関係が自覚無自覚は別として、歪になっていることも少なくないです。

 

そのため、自己を保つためには、外部影響を極力排除し、自己環境を守る生活が中心となる。

なので、変化に弱いと言われています。

 

変化に弱いひとはどうすればいいのか

しかし、そのまま、変化に弱いままで生きていけるのでしょうか?

人間社会はそれぞれの思いがぶつかり合い、優劣、格差、強制など、個体と個体がぶつかり摩擦に理解される社会です。

 

そのためには自己の殻を十分に強化してから社会へと繰り出さないと、難しいわけです。

ましてや、その殻を作れなかったり、作れても歪んでいたり、穴が開いていたり、薄かったりと不完全なままでは、社会に出ることがとても厳しいと思います。

 

そのためにデイケアは存在し、治療の場と言えるのだと思います。

 

しかし、どのようにしたらよいか分からず、怖がり、自己範囲から出ないようにすることは、安住の地かもしれないが、だれの保証もなく、いつその場から出なくてはいけないのかもわからない状況で、自己世界にとどまっていることは有効なのだろうか。

 

そして、デイケアのような、非日常が繰り返される場では、安住の地となりやすい。
これに奢ると利用者も職員も、関係職もすべてに対して、一気に破綻という構造となる。

 

こうならないためには、慣れ親しむことが、どんだけ危険で、医療ではなくなることを意識しないといけない。

 

意識をすることで変化が生まれ、支援者、利用者に耐性が出来るのではないでしょうか。明日も意識を忘れずにやりましょう。同じ日はないのですから、明日はまた違う日です。

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