”話し合い”がシンドイ
話し合いが進まず、どうにもならず。
参加者も凍り付き、
辛そうに参加。
義務で参加。
スタッフもシンドイ。
なので、講義を行わせてもらった。
その時の資料を残しておく。
講義内容:デイケアについて考える。学ぶ
タイムテーブル
「デイケアについて考える。学ぶ」
1.まずはみんなで考える(答えられなくてもOK)
- デイケアに来る目的は何ですか?
- プログラムに出る目的は何ですか?
- デイケアに来てよかったことは何ですか?
2.デイケアについて学びましょう
- デイケアの治療目標と効果
- メンバーの理解
- 思考の特徴
3.話し合い・ミーティングの進め方や役割について
- 話し合いの順序
- 係の役割
- 振り返りの順序
- ノートや記録も意味
講義の詳細
デイケアの治療目的と効果
- 人に慣れること
- 街に慣れること
- 仲間づくり
- 家族の負担の軽減
- 病を受け入れることができるようになること
- 日常生活リズムが出来ること
- 社会生活体験が豊かになること
- 集団への帰属から自我を育てること(自分自身を見つめ直す)
- 自尊心の回復
- 他者と会話することで、心が外に開かれること
- 自分の意見を言えるようになること
- 就労・自立的生活
- 以上の結果として病状の軽減
*これらを意識することでより効果が出るが、相手のことや集団のことも考えないと、効果が出にくい。
*頑張ること、抑えること、促すこと、一歩前に出る、一歩退くこと
⇒こんなことが必要だよ。でも人それぞれ違う。
だから、
利用している人、メンバーの理解が必要になるよ。
利用しているメンバーの理解
病気や症状は人それぞれです。だから病名として判断しないで、精神機能として相手や自分を見てみましょう。
精神機能の異常
- 意識の異常 JCS(ジャパンコーマスケール)、意識混濁など
- 知能の異常 IQ数値
- 思考の異常 体験・内容・思路(考える道)
- 知覚の異常 錯覚、幻覚
- 感情の異常 情動、気分、惰性、モラルの低下、不安、恐怖、離人症
- 意欲の異常
- 行動の異常 程度、内容
- 記憶の異常 記名、保持、追想、再認
- 身体への異常 転換症状(チック)、自律神経症状、心気症状
話し合いの特徴
一般的に、話し合いでは、一定の流れに沿って議題について収集され、整理され、検討されて決断される。しかしこの順序がうまく行えないのと、滞り先に進めないことがあり、話し合いが苦痛となり、沈黙してしまう。
話し合いの流れ
- 議題の提示 : 話し合う内容・テーマ
- 情報収集 : 議題に関しての情報を収集する
- 情報の整理 : 出てきた情報を分類分けして、必要なものをまとめる。
- 実行可能か検討 : 整理した情報を基に、実行可能か、負担はどのくらいか考える
- 決断・決定 : 十分検討吟味され、最後に決断・決定される
この、話し合いの流れに沿って進行していくことが、難しい。
なんで難しいか、
- 情報収集時に、主題に関係する派生した情報も出てしまう。その情報と主題との区別できず混乱してしまう要素となる。
- 順序が飛ぶことがあったり、情報収集と整理・検討まで行ってしまったりと話の流れが守れない人や流れがある。
- 検討をするためにどれをどのように考えたら良いかわからないことがある。
- 検討吟味が曖昧なのと決断への恐れもあり、決断ができない。
これには、思考が大きく関係しているように思えます。
思考がうまくいかず、止まってしまったり、細かいところが気になったり、逸れたり、考えがなかなか浮かばず進みが遅くなったり、まとまりのながなく話のつながりが無くなったりと思考に問題があると、スムーズに考えられなくなる。
なので話し合いには交通整理のような、話し合いをするためのルールや方法が必要になると考えました。
やり方や方法は次の記事で書きました。

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