学生より、こんな質問をされたので、しっかりと答えたいと思い記事にしました。
質問内容は

デイケアってBGMとか流さないのですか?」

何でだと思います?

え、、とそうですね。
音が苦手とかですかね。

他には、考えられますか?

うーーん。
音が煩わしく感じるとか。

ですね。
そうだと思いますよ。
急性期でも回復期でも統合失調症において勉強しているかもしれませんが、外部から刺激を守る膜のようなものに穴が開いてしまい、自分を攻撃してくるようなことがあります。
実際、臨床で仕事をしていると、統合失調症でなくても感情障碍でも、精神科の当事者の方は音が苦手な人は多くいます。
よくテレビが見られない。ラジオも、活字も読めないなどと一貫性があるのかも知れません。
刺激に対しての対処が出来ず、脆弱になっていると思われます。
字と地
という言葉を知っていますか?
絵を見て背景と人物が自然と私たちの脳は識別して、判断してどこに注目するかといえば、一番に人物に目が行くようになっていますが、外部のフィルターに穴のような脆弱性があるばあい、背景も人物も同じように見えます。
他の視点で説明すれば、私たちの生活は、いろいろな情報がどこにでも溢れています。音、匂い、触感、視覚、
そして見たいもの聞きたいものを意識すれば選択できるように、私たちの機能としては備わっていますが、その機能が故障してしまうと、大量の情報が脳に刺激として入力されてしまいます。
エアコンの音。
遮断機の音
クラクションの音
換気扇の音
バイクの音
鳥のさえずり。
などなど音に対しては幻聴に繋がる可能性も秘めているし、音の高いほうが刺激が強く、低く響く音は不快感に繋がりやすいです。
そんな情報を精査できずに脳にいろいろと入ってくるというのを想像すると、もうパニックですよね。

相変わらずの情報量にこっちがパニックです。
いい加減にしてほしい。。

だから、音に対しては注意をしたほうが良いんです。
日常生活で過敏になっている対象者はより刺激には敏感です。かといって過度に擁護されたいわけでもありません。理解しておくことが大事ですよね。
また、作業療法士としては自分自身や環境も治療に使いたいので、声のトーンや音量、喋る頻度なども考慮できたら良いですよね。
幻聴で疲れきっている人に、大きな声で元気に話すことはどうなんでしょう?
答えとしては、どっちもどっち。
と思っておりますが、デメリットのほうが大きいですよね。でもめりっともあるといつでも考えることが大事なことと、本当に幻聴だけで疲れているのか、それとも疲れてもいるのかなどなど自分の診立て自体も疑うことがとても大事で、
常にメリットとデメリットを考えて、行うことが大事です。

結局言いたい事、言うだけで
いつも聞いてないんだよな。

で、現在は、クリニックのデイケアで、日常に色々と苦悩を抱えながらも治療に来ている人たちで、少し疲れ気味な人がいるという状況です。
しかしこの状況が変われば、音楽を流すことも鑑賞することも可能だし、
閉鎖病院や、高齢者施設など、発動性の低下などが見られる場合は、刺激はとても大事ですよね。よく治療に用いていますよね。
音楽療法やレク、カラオケ、などなど。
刺激による脳の覚醒を促していますよね。
なので対象者がどんな状況で何が適しているのかをしっかりとじっくり見ていくことが大事であって、音が駄目だったり、匂いがだめ、カラオケがだめとかじゃないんです。
更に言えば、うつ病だから、勇気付けないとかじゃなくて、病名ではなく、その人がどんな人で今どんなことに苦悩し、どんなことをしたくて出来ないのかをしっかりと考えてリハビリとして接することが大事なんですよ。

はあ、何となくわかりました。
といつものように言いたいことだけをつらつらと書きました。
同業者じゃないと本当に理解できないことかもしれませんが、配慮や察する気持ちは本当に大事だと思っています。
ちょっとでも安堵したり、しっかりとした表情を見たいですもんね。
なんか言いたかったことを言えてない気がしますが、この辺にします。
言葉の尻尾を見失いました。

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