さて、ここを読んでいるということは実習が始まっていますかね。
そうではなく実習前の人は準備が良いですね。とても良いと思います。事前学習は心のゆとりを生みますのでね。
心の余裕は思考をまとめるためにはとても大事です。
さて、今回の本題。デイリーノートの書き方について説明させてもらいます。
デイリーノートって何?
そもそもデイリーノートってなに?と思った人いますか?
分からなくても当然ですよね。日常会話で使う単語ではありません。
実習中にしか使いません。
デイリーなので、毎日のノートです。
実習中に感じたこと、習ったこと、考えたことを綴っていくノートです。
実習は観て聞いて学び、教わり、そして考え感じるものです。ただ単に参加して過ごすだけでは意味がありません。
なのでデイリーノートというもので日々学んだことや感じたことを考えて調べ、洞察力、考察力を養い、仕事に対する目を養っていくのです。
なのでデイリーノートは大事なんですよ。
でも大体の人は、終盤はデイリーノートは何となく書くだけで終わってしまいますね。
ケースノートに殆どの時間を費やしてしまい。時間も気力も足りなくなるので。
まあ、それでもいいのですけどね。でも少しでも多くのものを学びたいと思っている人はキチンとデイリーノートの書き方を学んでください。
臨床に出たときに必ず。それ以上に仕事をするうえでどのようなスタンスで仕事をしているのかが学べ、視点や立ち振る舞いが分かります。
何について何をメモするのかまとめるのか
さて、デイリーノートのことが少し分かったところで、何を書いたらいいのでしょうか?
先ほど、デイリーノートは、感じたことや学んだことを書くといいました。では実際にどうするかということ、
気付いたことや感じたこと、考えたことを”メモに取る”これが一番大事です。
当たり前のことなのかもしれませんが、結構感じても考えても、教わってもメモ取らない人多いですよね。
メモを取りましょう。まとめるのは後です。
メモ取らないと自宅に帰った後にまとめようとしても頭から抜けていますよね。頑張って思い出したとしても時間が要します。
そして考えたことは結構忘れます。実は脳はそれほど器用じゃないのだと思います。考えているときは覚えようと思っていないので覚えてないんですよね。
何かについて考えていたことは覚えていても、結果が分からなかったり、結果しか分からず、思考の過程が忘れてしまったりします。
実は、作業療法士は、医療枠の職種です。なので、根拠や証拠という。エビデンス(evidence)というものをとても重要視します。これが無ければ医療でも何でもありません。ただの人です。治療者として関わるためには、このエビデンスに基き行動することです。
このエビデンスに基くためには、どうしてそう考えたのかというこの過程がとても重要です。なので忘れてしまっては駄目なんです。
日中のメモの取り方
そういうわけなので、日中もメモ取るしかありませんよね。
ではいつどうやって取りましょうか?
どこでも思いついたらメモを取る!
これしかないです。スタッフの前でもメンバーの前でも、プログラム中でも、取っていいのだと思います
注意される場合もありますが、そうなりそうなら事前にバイザーに許可もらいましょう。メンバーにも許可もらいましょう。また怒られたら、素直に謝り了承を得るように交渉しましょう。
それくらい、メモを取ることは大事です。自分の気付きを忘れてしまったら、育ちませんよ。
メモの大きさは
メモの取り方についてですが、皆さん、どんなメモ帳を用意していますか?
実習用に用意する人は多いと思います。大体持ち運びが出来るようにと、大きくてもはがきサイズくらいでしょうか。小さいと名刺サイズくらいのものを用意するかもしれませんね。
ポケットに入るなら、大きいほうが良いです。はがきサイズのものが入るならそれに越したことはありませんが、さすがにメンバーやスタッフの目が気になったりしてしまいますよね。
でも目よりも機能重視で考えてほしいです。
そこで大きいほうがいい理由を述べていきます。
まず、「書く内容」ですが、
- 気になったこと
- 感じたこと
- 考えたこと
- はっとしたこと
- 気付いたこと
- 教えてもらったこと
- 指摘されたこと
- 注意されたこと
- 違和感を感じたこと
- 自分の考えと違うこと
- どうして今なのか
- なんでそうなのか
- 雰囲気、表情、
書き出したら限が無いほどありますよね。兎に角、アンテナをビンビンに張り、気が付いたことを書いていく。これが一番重要です。(実習中はそうそうアンテナ立ってないので、気が付かないことも多くありますので、ご心配なく)
そして、この先も大事です。
「感じたことをどう考えたのか。」
なんで、どうして。どうなって、どう考えて、だから。などなど思ったこと、考えたこと、自分の思慮の尻尾でも頭でも胴体でも何でも良いので掴んで書いておきましょう。
この行為が一瞬で駆け巡るけど、時間が経つと忘れます。なので書き留めるのです。そして落ち着いたところで思慮を発展させていくのです
書き方はひとそれぞれですが、「書いたこと」と「感じ考えたこと」が繋がっていることが大事ですね。離れて書いても線で結べば良いと思うので、キチンと書こうと思わず。縦でも横でも斜めでも余白でも書き込んだら良いと思います。(勝手に脳みそってそんな感じで情報はいっていると思います)
という訳で、メモ帳は結構書き込めたほうが良いと思いますので、出来たら大きいほうがい良いけど、さすがにプログラム中に大きいノート出してメモるのは駄目だと思うので。手のひらサイズでしょうね。
いっぱいメモしましょうね。書いたことは全て活かせなくても、気が付くということはアンテナが立つということなので、財産になります。このアンテナが、職業人になれる証ですからね。
デイリーノートの書き方
さて、日中のメモの取り方は理解したと思いますので、それをどうまとめる方なんでしょうね。
デイリーノートの書き方にいきましょう。
って、何となく分かってますよね。
「書いたこと」と「感じ考えたこと」
これについて、書くだけです。
ただ、「感じ考えたこと」を広げるために、書いたことを見直して、状況や雰囲気、人・環境・思いなど色々な情報を加味します。そして、なんでそう感じたのか考えたのか、そしてどうなっていくのかなどなど自分の思慮を広げて書きます。
つまりデイリーノートには形は無いけど、苦悩はあります。
一般的にプログラム内容や参加人数、雰囲気、流れなどを書いていたりする人がいますが、殆ど時間の無駄だと思います。(自分の実習はこの時間の無駄をやりました。ワカリマセンでしたんで)
なので少しでも何かを得たいと思う人は是非とも今回の書き方を参考にしてください。
最後に
最後に、デイリーノートは何を書いて良いのか分からないという人が多くいましたので、今回記事を書いてみましたが、どうでしょうか?
大事さが分かったのではないかと思います。ケースを見立てることも大事ですが、空間把握をして集団や個別で治療プログラムを立案したり運営実行する立場の職種としては欠かせないものだと思いませんか?
デイリーノートには治療やプログラムにバイザーの苦悩がいっぱい詰まっていると思います。それを感じることは、一歩作業療法士に近づいたことだと思ってください。
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